日本でアトピー性皮膚炎の治療のために一般的に病院の皮膚科で行われているのは、「ステロイド・コントロール法」です。
ステロイド・コントロール法というのは、ステロイド外用薬(塗り薬)を、ステロイドの副作用が出ない程度の量で用いながら、自己治癒能力でアトピー症状が出なくなるのを待つという、消極的な方法です。
ここでステロイドと呼んでいるのは副腎皮質ホルモンを成分とする塗り薬のことで、ステロイドには強力な炎症を抑える作用と免疫力を抑える作用があり、長らくアトピー性皮膚炎の治療の第一選択とされてきました。
そして、血管が浮き上がって赤く見えたり、皮膚が薄くなる、ニキビができるなどといった副作用が有名であり、また、慢性的に使いすぎると、使わないと症状を抑えられなくなり、手放せなくなるので、多くのアトピー性皮膚炎患者は嫌々ながら使っているのがステロイドでもあります。
ですので、ぼくからの情報発信は、「何があってもステロイドは使わない!」と決めてられる方には役にはたたないかもしれません。
ただ、ぼく自身、ステロイド外用薬を含むさまざまな投薬治療では根本治癒はできず、結局、薬で症状を抑えるだけだという立場をとっていますし、もう10年以上もステロイドは使わないで来ました。
そんなぼくが、あえて今回、ステロイドの使用と正面から向き合うことを決めたのには3つの理由があります。
1つ目は、アトピーが治らない最大の原因が、「どうしてもかいてしまう」ということ。
ステロイドを使わないでアトピーのかゆみを抑えるのは非常に難しいため、ついつい、かゆみの部分をかきむしって、かきむしるとまたかゆくなる、ということを繰り返してしまい、いつまでたっても治らないのです。
「かく」、という行動は、なかなか意識では抑えがたいもので、仮に目が覚めている時はかくことをやめることができていても、寝てる間にかくのはどうしても防ぎようがないのです。
2つ目は、ストレスです。
アトピーの原因のひとつでもあるストレスですが、アトピーがはげしく出ていて見た目が悪く、かつ、かゆい状態は非常にストレスになります。このことはアトピーがでなくなることを妨げるのです。
3つ目は、自己治癒能力に自信があるということ。
幸い、実家に帰ることで、母による家庭料理も食べられるようになりましたし、それ以外にも、自己治癒能力が上がるような強いカラダを作ることができる食事も別にとっているので、弱いアトピーなら薬無しで出なくするくらいの自己治癒能力があるということが、この12年の経験でわかっているから。
ということで、今回はステロイド外用薬と、かゆみ止めのアレグラ(かゆみの原因を抑える抗ヒスタミン剤)のジェネリックを処方してもらいました。
ステロイド外用薬は、顔用が症状の強い時が「ボアラ」(III群:強力)、平常時が「キンダベート」(IV群:中程度)、カラダ用が「マイザー」(II群:かなり強力)というもの。
自分が思っていたよりもお医者さんによる処方は強いものでしたが、症状が収まれば塗らなくなるので、そのようになりました。
※ステロイドの強度についてはこちらを参考にさせていただきました。
『主なステロイド外用薬の強さのランク一覧表』 – 三共ファミリー薬局
実際、これらを使い始めてから3,4日で全身の炎症は収まり、10日たった現在は部分部分のみにステロイドを塗るだけになっています。
ステロイドについてはこのように使っていますが、あともうひとつ、久しぶりにアレルゲンを調べる血液検査を受けました。
アレルギーの原因のアレルゲンがカラダに入ることを防ぐのもアトピーの治療ではとても大切だからです。このアレルゲン検査については結果待ち。
以上のとおり、なぜステロイドを使うことに踏み切ったのか、ということについて書きましたが、次回はアトピー性皮膚炎の根本治療に必要なことについて書きたいと思います。
追伸
この文章は、やみくもなステロイドの使用を勧めるものではありません。
ぼく自身はステロイドをデトックスできる方法を持っているので、
今回使用することにしました。
ステロイドの使用に関しては自己責任でお願いいたします。
追追伸
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著者
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京大法学部から弁護士を目指す→音楽を仕事にしたくてライブハウスのバイト→PA見習いになるも能力なく挫折→ダイエットのお仕事に出会う→電機系商社を退職、ダイエット・コーチとして開業。Dream Style 心斎橋(心斎橋ダイエットカフェ)オーナー。
リバウンドしにくい健康的なダイエットと病気になりにくい健康的なカラダ作り、豊かなライフスタイルの実現をお手伝いします。
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