では、脂肪はなぜ燃えにくいのでしょうか?
それは、脂肪は飢餓の状態の時に備えた、貯蔵用のエネルギーだからです。
動物でいうと、ラクダのこぶも脂肪が詰まっています。
脂肪は糖質やタンパク質と比べて、1gあたりのカロリーが高く、貯蔵に適しているのです。
ですから、体重を減らしたいと思って、「使うカロリー>食べるカロリー」の状態にすると、糖質、タンパク質、脂肪の順番に使っていきます。
脂肪は最後で、それより前に、筋肉や内臓を分解してタンパク質、さらにはアミノ酸にして、それをエネルギーとして使う、だから、脂肪よりも筋肉が先に減ってしまうのです。
そして、内臓が弱ったり、お肌がぼろぼろになったり、代謝が落ちたりして、さらにはリバウンドに至るのです。
では、筋肉を保ちながら脂肪を燃やすにはどうすれば良いかというと、「使うカロリー>食べるカロリー」の状態をつくりながら、燃えやすいタンパク質をたくさん摂ることが必要。
一般的に女性なら1日あたり75~100g、男性なら1日あたり100~150gのタンパク質量が必要なのです。
これは、減量中ではない、通常の生活に必要なタンパク質の所要量よりもずいぶん多いですが、それは、減量中はふだんよりもタンパク質が燃えてしまいやすいからなのです。
もちろん、ダイエットのためには有酸素運動は有効ですが、有酸素運動だけでは筋肉が減ってしまいますので、有酸素運動と積極的にタンパク質を摂る、ということを合わせてやることが大切になって来ます。
こうすれば、へっこませたいいお腹、つまり、お腹の脂肪を減らすことができます。すみやかに、キレイに健康的なダイエットをすることができますよ。
追伸
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著者
- 南草津ダイエットカフェ・オーナー パーソナル・ダイエット・コーチ
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京大法学部から弁護士を目指す→音楽を仕事にしたくてライブハウスのバイト→PA見習いになるも能力なく挫折→ダイエットのお仕事に出会う→電機系商社を退職、ダイエット・コーチとして開業。Dream Style 心斎橋(心斎橋ダイエットカフェ)オーナー。
リバウンドしにくい健康的なダイエットと病気になりにくい健康的なカラダ作り、豊かなライフスタイルの実現をお手伝いします。
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